JIN-blog

ジンブロ|住吉甚一郎のブログ

取るに足らないことだよ

2015年5月29日

帰りの電車でうつらうつらと船を漕ぎ始めていた頃だ。唇も緩み、このままいくとヨダレをたらすであろう。でもいいのだ。寝てしまおう。そんな心地でうつらうつらとしていた。

その時だ。

ドキンッッ!心臓が、心の臓が強く、一つ胸騒ぎな音を立てた。

同時に肩がビクンッとなった。

私は垂れたこうべを、ぐわりともちあげ左のポケットに入っているスマホを急いで取り出した。眉間にシワを寄せ、右手で、右の人差し指でスマホをサクサクと操作する。その間にもじんわりと脂汗が出る。

やってしまった。取り返しのつかないとてつもないミスを。まずい、まんずいぞぉぉ。昨日のジンブロの投稿を見返す。やはり、やはりそうだ。間違えている。

「枕草子さん」の前で、と書いている。

「枕草子」は書物で、書いたのは「清少納言」さんじゃないかッ!知ったかぶりをするのはもっとも清少納言さんが嫌うことじゃないか。。修正、修正、、、

と、思ったが。そのままにした。何故なら、この一連の慌てふためきは全く必要のない事に気づいたからである。寝ぼけただけジャン!豆板ジャン!である。

ただし、後でジンブロに書こう。この事を。

私はスッキリした顔でスマホを再度右のポケットにしまいこんだ。

ふと見ると、私の前にいる人間が私を怪訝そうな顔で見ていた。「何か一大事があったんですか?」そう思っている顔だ。

私は「取るに足らないことだよ。寝ぼけただけジャン!豆板ジャン!」そう目で答えて、ゆっくりと眠りの中に落ち込んでいったのであった。

リカレポ ザ サード

2015年5月28日

 

Goats do Roam 

南アフリカの赤ワインである。

ぽけぇ〜っとしながら店でワインを見ているとちょくちょく勧められるアフリカのワイン。皆一様にこう言う、

「安くて美味しいですよ!」

私は安くて美味い、リーズナブルな顔をしているのかい?ん?

飲んだら、

「安くて旨いおやっとさぁ〜!」って言い出しそうな顔をしてんのかい?ほぉーう?

と、心の中では反発するが、「まじっすかぁ!」と答える。そして、南アフリカのワインは安くて美味しいと洗脳されるものだから、家に帰ってAmazonで「南アフリカ ワイン」でリサーチをかけるのである。

ソファの柄のところにちょこんと座り、アルプスの山とそこにいるヤギのことに思いを馳せながらチビチビと飲むのがオススメのスタイルだ。

是非とも試していただきたい。

時たま「メエェ」と鳴いてみるのも良いだろう。ただし、「うんメエェ」と鳴くのは御法度だ。

もしも枕草子さんの前で「うんメエェ」なんて鳴こうものなら、すさまじきもの と記されてしまうだろう。

その点だけはご注意いただきたい。

リカレポ2

2015年5月7日

 
「オートリタス」

四半世紀ぶりに立ち寄ったドンキで買ったチリ産の赤ワインである。

手裏剣をサクサクサクと投げると、全て「普通」と書かれた的(まと)の真ん中に命中する味である。「美味しいなこれ」と言われれば「そうっすね。」と答え、「不味いなこれこれ。」と言われれば「そうっすね。」と答えるであろう。

ソファにだらしなく座り、左手の人差し指、中指、親指で腹の贅肉をつまみながら飲むのがオススメのスタイルだ。

是非とも試していただきたい。 

こども

2015年5月6日

 
5月5日のこどもの日。

こどもはスクスク育っていく。そんな自然な営みの中に、イクメンという胡散臭い刷り込みをしようとするプロモーションがある。私はそのイクメンに真っ向からノー!を投げつけてやりたい。 何がイクメンだ。ツルツルしやがってメーン!!。そう思ってしまうのである。

育児をしないというわけではない。育児をファッションライクに捉えた考え方が嫌なのである。子供はアクセサリーじゃないんだぞ。何だね、そのお揃いのボーダーのTシャツは!そのボーダーの数だけチョップをくらわしてやろうかッメーン!と育児系雑誌に出ているイクメンに対して敵意を燃やしてしまうのである。

イクメンは子供に歌を歌う時はきっと爽やかに歌うのであろう。何でもかんでもビューティフル・サンデーの田中星児さん風に爽やかに歌うのであろう。

それじゃあ維管束!

爽やかに歌うのでは、母親の焼き回しに過ぎないのである。やはり父親が歌うからには威厳を感じさせなければならないのだ。しかし、私に威厳があるかといえば答えはノン!だ。では、どうするのか?それは、歌に込められた情念、歌の背景をこどもに感じさせてやらなければならないのだ。

だから私はこどもに歌を歌ってやる時は、美輪明宏さん風に歌ってやるのだ。紅白で見せたヨイトマケの唄、愛の讃歌をイメージして歌い上げる。

例えば、「クラリネットこわしちゃった」を歌う時は、出だしはゆっくりと入る。話しているのか歌っているのかわからないほどゆっくりと歌詞と歌詞の間の間もたっぷりととり、語尾をのばす箇所はビブラートを忘れない。「どうしよう」という歌詞の部分では本当に困った感じで額に手をやり、少しフラついてみせる。パッキャラマド部分はこれでもかッとパッキャラマド感を前面に出し、最後のパオパオパ オ パのパは息の続く限りのばす。痙攣しているかの如く声を震わせながらである。

恐らく、ママの歌とパパの歌は少し違う。と子供達は感じるのであろう。事態を飲み込めない顔付きでこちらを見ているのが大抵である。それでいいのである。Don’t think. Feelと、リー先生も仰っているではないか。

是非とも試していただきたい。

リカレポ

2015年5月6日

  

「常陸野ホワイトエール」

夏だ!ビールだ!と浮かれながら飲みたいビールである。スッキリとした味でほのかに甘みも感じられる。苦味はあまりない。ホワイトエールとだけあって、白濁しており清涼感を感じられる。

夏だ!ビールだ!と浮かれてみたものの、実は最初の二口ぐらいでいい、最後の1センチがきついんです。ぬるくなってしまうんです。という人には特にオススメなビールである。量も丁度良く、するりと飲めてしまうのである。

青い海水パンツを履きながら、左足を上に足を組んで飲むのが美味しく飲めるスタイルだと考えられる。左手でグラスを掴み、右手は人差し指と中指を右のこめかめに添えるのがベストポジションであろう。

是非とも試していただきたい。